SSUT 工法

THE SSUT METHOD

高品質、短期施工がかなう
革新的な次世代の工法

SSUT(サット)工法は、低予算や短工期など、現在の建設業が取り組まなければならないニーズに応える次世代の工法です。従来、建物は全体を構成する構造体を造り、仕上げとして内装や外装の工事を行なってきました。一方、SSUT工法は、完成されたシステムである『部分』を集積して『全体』を創る、発想の転換から生まれた工法です。

建物を基準となるパーツに細分化し、それらを1つのユニットとして工場製作。現場では積み木を積むようにそのユニットを組み立てるだけで建物ができてしまいます。また、SSUT工法は、今日の建設業界が抱える人手不足問題や低資源化などの課題も改善できる、革新的な工法と言えます。

画一化した最高品質を集積

SSUT工法の生みの親である『(株)サトコウ(新潟県上越市)』の鉄骨工場は最高ランクの“Hグレード”。だからこそ、歪みのない高品質のユニット製造が可能となり、その実績は8階建のビル施工もかなえています。

また、SSUT工法では、鉄骨フレームから仕上げまでの大部分を工場で製作することで同一作業を同一の状態で行うことが可能。工事現場での危険を伴う高所での作業や天候による状況の変化などのリスクを排除することができます。「より良いものをより早く」。画一化した最高品質を集積し、建物の新たな可能性を見出す。それがSSUT工法なのです。

圧倒的な工期短縮を実現

SSUT工法の最大の魅力は、圧倒的な工期短縮の実現です。一般的なRC造(鉄筋コンクリート造)6階建ホテルの建設と比較すると、およそ40%(約6ヶ月)の工期短縮が可能になります。現場での基礎工事を行う間に、工場ではユニットのフレームはもちろん、内装や外装といった仕上げ工事までを行うことができるため、現場での作業が大幅に削減されるのです。この短期間での工程により竣工はじめ、営業開始も早期に迎えられます。

SSUT工法による建物ができるまで

高品質、工期短縮を可能にする新技術の秘密とは?

 

1

鉄骨製作

大きな工場内で、ユニットごとに鉄骨の組み立てを行います。天候に左右されることがなく、品質管理にも目が行き届くため、高品質が保たれます。

2

内外装仕上げ

建築現場での「材料の荷揚げ」というエネルギーロスが発生しないので、驚くほど効率的に内外装の仕上げが行えます。高所作業もないため細部まで品質管理が行き届きます。

3

運搬・搬入

専用の特殊トレーラーを使用し、ユニットを運搬します。最大で3m×10.5m、高さ3mがワンユニットの目安となります

4

ユニットの建方

現場搬入後はスピーディーに積み上げていきます。ユニット間のジョイント仕上げ、電気配線の接続などは現場での作業となります。

5

現場での
内外装仕上げ

最終的な内外装を仕上げて完成。現場周辺への配慮も少なく、短期間で済むこともSSUT工法の大きなメリットです。