櫻岡大神宮 大鳥居奉納
SAKURAGAOKA DAIJINGU PROJECT
当社が信仰しております櫻岡大神宮(仙台市青葉区)は、仙台藩主伊達政宗が伊勢神宮より分霊を勧請し、創建したと伝えられる神社です。1926(大正15)年に現在の社殿、社務所等を建立後、80余年を経過し、老朽化が進んでいました。また、2011(平成23)年3月に発生した東日本大震災により、境内の石塔や参道も大きな被害を受けたことから、神社全体の整備を早急に行う必要がありました。
そこで弊社は、2012(平成24)年の伊勢神宮の式年遷宮に合わせ、震災からの一日も早い復旧・復興を祈念し、同年3月、大鳥居をご奉納し、境内整備事業を寄進致しました。
大鳥居について
伊勢神宮に建てられている鳥居と同じ「神明鳥居(しんめいとりい)」で、二本の円柱の上に円柱状の「笠木(かさぎ)」をのせ、その下に角に削った「貫(ぬき)」を入れた直線的な鳥居です。材質は檜が用いられることが多く、装飾のない清々しい形が特徴です。
修復工事・奉納
拝殿の屋根葺き替え(銅板葺き)工事および内部修復工事を行い、また、新しい狛犬のご奉納もあり無事竣工致しました。
拝殿内部
拝殿内部
狛犬(阿形)
狛犬(吽形)
奉納石(表)
奉納石(裏)
奉納神楽
式典では今回の竣工を祝い、栗駒猿飛来神楽の皆様による奉納神楽が披露されました。